「上司が松岡修造だったら…」妄想を書籍化

2017/10/20 07:04 Written by Narinari.com編集部

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宝島社は10月26日、「もし松岡修造があなたの上司になったら……」という物語仕立ての自己啓発書「修造部長」を発売する。価格は1,300円(税別)。

2016年の「理想の上司ランキング」で1位(明治安田生命調べ)に輝いた松岡は、“純・熱血漢”のイメージがあるが、実は根拠や理論に基づかない根性論には否定的。自分にできることを冷静に考え、論理的に物事に向き合い、具体的にシミュレーションを行ったうえで着実に成功を収めている。

選手時代に、多くの苦難、挫折、失敗を経てキャリアを築き、日本男子テニスプレーヤーとして当時62年ぶりの快挙となったウィンブルドン選手権ベスト8入りを果たした松岡。挑戦し続ける前向きな姿勢と、鍛えられたメンタルの強さ、ジュニアの強化・育成を目的としたプロジェクト「修造チャレンジ」を通して培った指導者としての哲学は、スポーツだけでなく、様々なビジネスにつながる。

本書は、そんな松岡が本当に上司になったら、「いったいどのようなことが起きるのか?」という妄想から企画。「もし松岡修造が経営難の中小企業の部長に抜擢されたら」という設定のもと、倒産寸前の部品を扱う会社を立て直していくフィクションだ。社員のモチベーションを上げ、チームとして会社を再生してゆく過程を通じて、仕事への向き合い方やピンチの克服法などを学べるストーリー仕立てのビジネス自己啓発書となっている。

いつの間にか周りを巻き込み、やる気にさせる修造部長は、個々が持っている力をうまく出し切る方向に導くナビゲーターとしての重要な役割を担っており、中間管理職として部下からも上司からも信頼を得ていく。数々の名言と「修造哲学」を軸に進む物語は、面白い上にわかりやすく、笑いあり、感動ありのストーリーが誕生した。


☆“修造部長”の名言例
「僕は根性論が嫌いです。いわゆる、根拠や理論に裏打ちされていない根性論が、です」
「崖っぷち、最高じゃないですか。新しい自分を、新しい会社を作るチャンスじゃないですか」
「今日も頑張っているね。ここからは大いに緊張して、脳をぶるぶるさせて、楽しもう」

なお、表紙のイラストは、サラリーマンを描いたマンガの金字塔「課長島耕作」シリーズ(講談社)の作者・弘兼憲史が担当。担当編集は「修造さん本人主演でドラマ化したいです!」と意気込んでいる。

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