桑田佳祐が「ちびまる子ちゃん」本編初登場

2017/09/22 07:00 Written by Narinari.com編集部

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歌手の桑田佳祐(61歳)が、アニメキャラとして「ちびまる子ちゃん」のストーリーに登場する1時間スペシャルの放送が決定した。放送は10月1日18時から。

2012年より、同アニメのエンディングテーマ曲「100万年の幸せ!!」を担当している桑田。今回は「ちびまる子ちゃん×桑田佳祐〜100万年の幸せ!! スペシャル〜」と題したスペシャルストーリーで、1時間の放送内に鎌倉をテーマにした「もしかして鎌倉?」、桑田とのコラボストーリー「茅ヶ崎の約束」の2つのエピソードが放送される。

「茅ヶ崎の約束」は、まる子と友だちが鎌倉にある花輪くんの別荘に向かう途中、茅ヶ崎でギターを持った高校生の桑田少年と出会う、さくらももこ書き下ろしのオリジナルエピソード。桑田はこれまでもエンディングにアニメキャラクターとして登場していたが、本編ストーリーに登場するのは今回が初めてのことだ。

桑田役を務めるのは声優・西谷修一(『チャギントン』フレッチ役、劇場版アニメ「心が叫びたがってるんだ。」田中陸役)。

また、「茅ヶ崎の約束」には桑田のソロ作品「波乗りジョニー」や、サザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」もストーリー中に使われており、アニメと桑田作品の名曲のコラボが楽しめる内容になっている。

なお、さくらももこが作詞を担当した桑田によるエンディングテーマ曲「100万年の幸せ!!」は、この日が最終オンエア。2012年4月から約5年以上にわたって愛されてきたエンディングだけに、本編同様、こちらも注目を集めそうだ。

☆さくらももこ コメント

「桑田さんにちびまる子ちゃんのエンディングを歌っていただけた事は、心に残る喜びでした。今もなお続く感激と感謝の想いを込めながら脚本を書きました。桑田さんとまる子の、心温まる記念の作品になったと思います」


☆狩野雄太プロデューサー(フジテレビジョン編成部)コメント

「約5年以上もの間エンディングテーマを務めていただいたということもあり、今回アニメの中になんと、さくら先生書き下ろしで桑田佳祐さんが登場して下さるという奇跡のスペシャルが完成しました! こんなエピソードが制作出来て夢のようです!! ストーリーはフィクションではありますが、果たしてまる子と桑田少年がどのような絡み方をするのか? 是非、ご家族揃ってリアルタイムでご覧頂けましたらまさに“100万年の幸せ!!”です!」


☆あらすじ

◎「もしかして鎌倉?」
休日におでかけをしたブー太郎。風情ある写真が載った本を見ながら話を聞くまる子たちだったが、肝心の訪れた場所がわからない。ブー太郎の行った場所の事がどうしても気になるまる子は、帰り道大野君や杉山君たちの力も借りて考えてみるがなかなか答えが見つからない。家に帰り、写真に写っていた「古い町並み」と「大仏」をヒントに今度は家族みんなで考える。友蔵のちょっとびっくりな思い出も飛び出しながら、ようやくたどりついた正解とは…。


◎「茅ヶ崎の約束」
鎌倉にある花輪くんの別荘に遊びに行くことになったまる子たち。鎌倉に向かう途中寄った茅ケ崎の海辺で、明日の文化祭でバンド演奏をするという桑田少年に出会う。少年が作ったという曲を教えてもらい、楽しく歌っているまる子達の元に、ボーカルの武田が盲腸で入院したという知らせが入る。病院に駆けつけた桑田少年はステージ中止を覚悟。しかしまる子の「お兄さんが歌えばいいじゃん」の一言にバンドメンバーの表情が変わる。ベッドにいる武田の「…桑田、オレからも頼む」という言葉を受け止めながらも、歌う勇気のない桑田少年の気持ちは揺れて…。

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