ネコは優秀な狩人ではあるが、お金を集めることに長けたネコが話題を呼んでいる。

米オクラホマで働いているマクダニエルさんは、1か月ほど前から、会社の床にドル紙幣が散乱していることがあると不思議がっていた。このことを会社の人たちと相談。何が起きているのか、疑わしいことをいろいろと検討する中で、「（道路とオフィスを隔てる） ガラス扉の隙間からお札を出してみる」を試してみることになったという。すると、社内で飼われているネコがかなりのスピードでお札をキャッチ。“犯人”はネコだったと判明する。

どうやら夜の間、会社の前を通る人がガラス扉の向こうにいるネコの存在に気がつき、おもちゃの代わりに紙幣を使って遊んでいるうちに、ネコはお金をどんどん集め始めた様子。それを楽しんだ人たちがさらにお金を使うという経済システムがいつの間にか成立していたようだ。

このネコはすでに100ドル以上の稼ぎを得たとのことだが、マクダニエルさんは「このネコはもともと野良猫で、施設に救われましたから、稼ぎは慈善団体に寄付するのが正しいことだと思います」とホームレスのための団体へと寄付しているという。

ネットでは「なんというすばらしいネコの善行」「すごくすてき。ネコも人も」「これが本当のドラーネコだね」「クールなネコだ」「ネコですら稼ぎの多い会社はきっと優秀だろうね」といった称賛が寄せられている。