中国・広西省のスーパーマーケットに先日、ワニが出没した。突然のワニ襲来は来店した人々を騒がせたが、すぐに捉えられ、肉として売られたという。

複数の地元メディアによると、スーパーにやってきたのは、体長およそ2〜3メートルのワニ。店内をのしのしと歩き、騒ぎながら遠巻きに写真を撮るなどしていた客を尻目にエスカレーターを昇ろうとしていたが、なんとか取り押さえることに成功した。

だがこのワニ、捉えられて逃がされたのではなく、すぐに捌かれてぶつ切り肉としてスーパー内の売り場に並ぶハメに。商魂のたくましさはさすが中国と思える展開だが、ワニのような野生生物を勝手に屠殺し、販売することは禁じられていたため、最終的には警察に没収されてしまったそうだ。

ネットでは「すごい。最初から最後まで中国らしさ満載」「もともと肉用に仕入れていたワニだったのでは」「ワニは美味しいからね。警察が没収していくのもわかるよ」「かわいそうなワニ」といった反応が上がっている。