代打の神様・八木“ジェダイ姿”で甲子園登板

2017/09/04 07:59 Written by Narinari.com編集部

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阪神の“レジェンド”八木裕氏(52歳)と、吉本新喜劇の“新星”酒井藍(30歳)が9月3日、映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の公開を記念して甲子園球場で開催された「スター・ウォーズ ナイター」のファーストピッチ セレモニーに登場した。

セレモニーが始まると、ダース・ベイダーを受け継ぐ存在カイロ・レンがストームトルーパーと共にマウンドに降臨。球場全体がダークサイドに支配される中、ジェダイローブに身を包んだ2人が登場した。ローブを脱いで現れたのは、伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーのように幾多の阪神タイガースの窮地を代打で救い「代打の神様」と呼ばれた“レジェンド”八木氏。

さらに、前作でフォースを覚醒させたヒロイン・レイのように、ひたむきに努力を積み重ね才能を“覚醒”させた吉本新喜劇史上初の女性座長で、新星の酒井が顔を見せると、甲子園のボルテージは一気にヒートアップした。

八木氏と酒井は、前作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のラストシーンで出会いを果たし、最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」で活躍が期待されるルークとレイを思わせることから選ばれたそう。

そんなレイを彷彿させる酒井から八木氏へ、フォースの力が宿ったボールが手渡されたが、KIDSスペシャルデーということで、この日バッターボックスに立ったスター・ウォーズファンの少年がホームベース上に立つというハプニングが発生。八木氏はマウンドから大きなジェスチャーで立ち位置を指示。MCのお笑いコンビ・かまいたちも「そこホームベースの上ですよ〜!」とツッコミを入れる一幕があり、球場は笑いに包まれた。

八木氏は「甲子園のマウンドに立てば、子供でも関係ない」と全力投球。ボールがキャッチャーの元へ届くと、会場からは盛大な拍手とどよめきが巻き起こった。その後、かまいたちが「阪神タイガースよ、フォースと共にあらんことを!」とエールを送り、場内が一段と活気づく中、セレモニーは締めくくられた。

セレモニーを終えて八木氏は「マウンドに立つ機会は現役の時にはなかったので、非常に興奮したし、良い思い出になりました」とコメント。酒井は「“マドンナ(ヒロイン)”の役をするのが初めてなのですが、その初めてがスター・ウォーズで嬉しかったです」と大興奮の様子だ。

「自分がスター・ウォーズに出るとすればどんな役か」との質問に八木氏は、「ハリソン・フォードが好きなので、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のハン・ソロのようなお父さん的な役柄かな」と回答。

また、“伝説の選手”として、八木氏が現役選手や子どもたちに伝えたいことを聞かれると、「夢を持って“自分はきっとできる”と思ってまっしぐらに進んでほしい」と後進への思いを明かした。

映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」は、12月15日(金)全国ロードショー。

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