バックストリート・ボーイズが、アイドル絶頂期にスパイス・ガールズのメンバーに密かに憧れていたようだ。同時期にポップ界に台頭した2組だが、バックストリート・ボーイズのニック・カーターは、メラニー・ブラウン、メラニー・チズム、ヴィクトリア・ベッカム、エマ・バントン、ジェリ・ハリウェルらスパイス・ガールズのメンバーへの当時の想いをこう語っている。

「僕はハウィー・Dほどではなかったけど。みんなすごくかわいかったし、イギリスに来るとしょっちゅう一緒にいたからさ」
「いろいろ並行するところがあったし、自分でいうのもなんだけど、当時ポップ界でラジオを座巻していたのは僕らとスパイス・ガールズ、ハンソンだったと思うから、そんなにたくさんの時間を一緒に過ごしたわけでなくても、ある種の絆がそこにはあったんだ」

そしてA.J.マクリーンはヴィクトリアとジェリが「素敵だった」とコメントする一方で、ハウィーはエマのことを常に口にしていたようだ。

先日、エマと共演もしたハウィーは「エンターテイメント・トゥナイト」に「僕らは当時、若くて独身だったし、フェスティバルなんかで彼女たちと集まっては一緒にパーティーをしていたんだ。モロッコ料理のモモっていうお店に行っていて、そのお店の下の階では音楽が流れていてバンドもいたんだ」「エマは今日、僕らがイギリスで最後に集まった時のことを話していたんだけど『あの時は下の階でみんなでサルサダンスを踊っていたよね』って言っていたよ」「お酒のせいだろうね。ほとんどそんなこと覚えていないからさ！」と語っており、スパイス・ガールズ再結成が実現した際には一緒にステージに立ちたいという意向も明かしていた。