レイジのギタリスト、C・コーネルの死から立ち直れず

2017/08/26 07:43 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリスト、トム・モレロ(53歳)は、今後クリス・コーネルの死から立ち直ることはないだろうと考えているようだ。

今年5月に他界したクリスと共に、オーディオスレイヴとして活動していたこともあるトムだが、素晴らしい思い出がたくさんあるとして「俺は今後クリスの死から立ち直ることはないんじゃないかな。オーディオスレイヴとして今年1月に12年ぶりにライブをして、友達として、ミュージシャン同士として何かができたことは本当に嬉しいよ」と話している。

また、クリスの訃報からわずか2か月後にこの世を去ったリンキン・パークのフロントマン、チェスター・ベニントンのニュースにもトムは打ちのめされたと続けている。

「正気の沙汰じゃなかった。音楽界にとっては莫大な損失だし、それにもまして2人は……チェスターについてはそんなに知らないけど、2人は素晴らしい人間だった。説明し難いよ」

これらの悲報をうけて、トムはデトロイトのラジオ局WRIFに、うつとそれがどのように人々に影響を与えるのかについての理解を呼びかけている。

「これは現実の問題だ。君たちがそばにいるということを彼らにわからせてあげないと。お互いを労わってこそだろう」

また、クリスとチェスターの死については、以前エルトン・ジョンも言及。アーティストの破滅的な気質について嘆き悲しんでいた。

「数週間悲しみで満ちているよ。クリスを失いチェスターまでもいなくなって。2人ともいい人だった。アーティストは俳優だろうと歌手だろうと美術家であろうと多少の破滅願望があるものなんだ」
「フィリップ・シーモア・ホフマンが自殺した時、ジム・キャリーが言ったみたいに『もうたくさん』なんだ。誰かがうつになって自殺をするって本当に最悪だよ。特に当人に家族がいたりするとね。彼らに追悼を捧げたい。神のご加護がありますようにってね。2人を愛しく胸の中に忍ばせて、残してくれた音楽を思い出すんだ。僕が作るものとは全く違うけどたくさんの人々を沸かせた素晴らしい音楽をね」

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.