「あのコの、トリコ。」の実写映画化が決定

2017/07/10 16:31 Written by Narinari.com編集部

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白石ユキの人気マンガ「あのコの、トリコ。」の実写映画化が決まり、主要キャスト3人の情報が解禁となった。

本作は「Sho-Comi」(小学館)にて連載され、既刊4巻のコミックスは累計部数50万部を突破、続編も決定している人気マンガ。小さな頃「将来スーパースターになる!」と幼なじみと誓い合った頼(ヨリ)は、引っ越して幼なじみと離れ離れになり、スーパースターとは程遠い地味で平凡な、女子に見向きもされないメガネ男子となっていた。

田舎で普通の暮らしをしていた頼は、2人の幼なじみ、雫(シズク)と昴(スバル)がそれぞれ人気モデル、人気俳優になっていることを知り、何かに突き動かされるように雫のいる高校に転入する。

再会してすぐに雫の付き人としてCM撮影に立ち会うことになった頼は、降板させられそうになった雫を助けるために、CMに出演することに。彼は冴えないメガネ男子から、その場の空気を一瞬にして変えるミステリアスな少年に変貌。才能を開花させた頼は、CMがたちまち話題となり、一躍注目を浴びることになった。

そうした中、昴の主演舞台に雫の出演が決定。雫の念願が叶い女優への一歩を踏み出した矢先、昴が事故で大ケガを負ってしまう。昴の降板、さらには舞台の中止も懸念されるなか、頼は女優になるという雫の夢のため、昴の代役で舞台に立つことを決意する。本番に向けて2人で稽古を重ね、頼は雫への幼い頃からの気持ちを改めて強くする。「僕は、あのコのトリコだ―」。

しかし、本番直前に昴がケガから復帰、予定通りのキャストで公演を行うことになる。そして大成功を遂げた初日の幕がおりたその瞬間、舞台上で昴が雫に告白するのを頼は聞いてしまう…。メガネ男子×人気モデル×人気俳優の三角関係の行方は…?“キラキラ”な芸能界を舞台に“キラキラ”すぎる3人が織り成す、“キラキラ”三角関係ラブストーリーだ。

地味で平凡、女子に見向きもされないメガネ男子の主人公・鈴木頼(すずき・より)を演じるのは、「仮面ライダーフォーゼ」で注目を浴び、多くの公開待機作が控えている若手実力派俳優の吉沢亮。「きれいすぎる顔」と評される吉沢が、一途に恋する地味男子の一瞬の輝きを、魅力全開に体現する。

元気で夢に真っすぐなモデル・立花雫(たちばな・しずく)役には、non-noモデルとして活躍するとともに、女優としての活躍も目覚ましい新木優子。二人のイケメンに愛されるヒロインを、チャーミングな笑顔満開で演じている。

そして、人気俳優にのし上がった東條昴(とうじょう・すばる)役には、ドラマや映画への出演が続く注目の若手俳優・杉野遥亮が起用された。

監督は「最後から二番目の恋」「最高の離婚」「ファーストクラス」「心がポキっとね」(いずれもフジテレビ系)など数々の話題作ドラマで演出を手掛けた期待の新鋭・宮脇亮が、映画に初挑戦する。脚本には、「ラブジェネレーション」「神様、もう少しだけ」「ラスト・フレンズ」(いずれもフジテレビ系)と数多くのドラマを担当、映画でもヒット作を連発する浅野妙子が担当する。


☆吉沢亮 コメント

原作を読んだ時、男目線で話が進んでいくということが、すごく珍しいと思いました。鈍臭い男の子が主人公で、彼の成長物語が少女マンガであるということが、面白いと思います。なので、僕の恋している表情とか、受けの芝居でキュンキュンさせなければいけない部分が多く、結構プレッシャーです。杉野くん演じる昴がめちゃくちゃキラキラなので、昴に負けないように、僕が演じる頼の成長していく様をきちんと意識して、最後まで頑張りたいと思っております。


☆新木優子 コメント

女子が見てキュンキュンするポイントが全部詰まっているマンガで、楽しんで読ませていただきました。また、メインの3人が芸能界で活躍しているというのも、すごい今っぽいと思います。この作品をみて、芸能界にちょっとでも興味のある人の背中を押すことができるような、そんな作品になると思います。いろんな方が期待して下さっている雫も演じつつ、自分の思っている雫もしっかりと出して、悔いなく撮影を乗り切りたいです。


☆杉野遥亮 コメント

原作は展開が早くて最初はビックリしました。でも、これが今っぽいのかなとも思いました。芸能界という夢のようなキラキラした世界を描いているのは興味深いですが、その映像化は難しいだろうなと感じています。東條昴という男は、すごくカリスマ性があってキラキラしていて掴みどころがない。僕も一生懸命考えて役を作っていきたいと思っています。ぜひ楽しみにしていてください。


☆宮脇亮監督 コメント

『あのコの、トリコ。』このシンプルなタイトルに惹かれました。高校生の恋と夢。この二つが絡み合いながら展開していくのがこの作品の魅力だと思います。恋をすると誰もがキラキラと輝く。そして夢を追いかける姿もまた輝いて見える。そんな登場人物達の心が動く瞬間を大事に切り取っていきたいと考えています。恋をすることで魅力的に変わっていく若者達の姿に、ドキドキしながら見て頂けたら嬉しいです。


☆白石ユキ(原作) コメント

実写映画化のお話をいただき、本当に驚きました。 吉沢亮さんは幅広い役柄を演じてらっしゃるので、頼をどんな風に演じて下さるのかとても楽しみです。新木優子さんはキリッとしたイメージで、意志の強い雫役にぴったりだと思いました。杉野遥亮さんは優しそうな役柄が多い印象なので、昴役は良い意味で想像を裏切られそうです。 実写となることでキャラクターたちがもっとキラキラしていくことと思います! 宮脇監督の手腕で間違いなく良い作品になると思いますし、一人の観客として映画の完成が待ち遠しいです。

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