YOSHIKI緊急帰国、首手術後初の公の場

2017/06/20 19:32 Written by Narinari.com編集部

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X JAPANのリーダー・YOSHIKIが6月20日、都内で記者会見を行い、7月11日から始まる日本ツアー「X JAPAN WORLD TOUR 2017 WE ARE X」の詳細を明らかにした。

直前の会見開催発表であったにも関わらず、会場にはファンクラブから選ばれた数百人のファンが急遽駆けつけ、当日朝に緊急帰国したばかりのYOSHIKIが首にプロテクターを着用した姿で登場すると、会場内は大きな歓声と悲鳴に包まれ、目には涙を浮かべるファンも。

今回の日本ツアーでは、今年3月に行われたウェンブリー・アリーナ公演の際にお披露目された映画「WE ARE X」60分のスペシャルエディションが上映されることが発表され、各公演とも開演時間1時間前から上映を開始、その後コンサート本編が2時間以上行われる予定となっている。「ROSE OF PAIN」や「UNFINISHED」など、昔の曲をセットリストに入れ込む話が出ていることや、ストリングスを従えステージに立つことなどがYOSHIKI本人の口から明かされた。

また、今回の日本ツアーには理学療法士のカール・ダンスタン氏がイギリスから来日し、YOSHIKIが術後数週間という状況の中でもツアーを完走できるよう、公演の全日程に同行することとなった。

ダンスタン氏は、U2、Red Hot Chilli Peppersなど、数多くの著名アーティストや俳優・女優をクライアントに持つ理学療法スペシャリストの団体として知られる「Atherapy」に所属しており、「007 スペクター」撮影中にジェームスボンド役のダニエル・クレイグの専属理学療法士を務めるなど、名だたる俳優、ミュージシャンから指名される凄腕。YOSHIKIと交流のあるU2のドラマー、ラリー・マレン・ジュニア氏の紹介で、日本ツアーの帯同が実現することとなった。

さらに、8月26日(土)から始まる「YOSHIKIプレミアムディナーショー2017」では、売り上げの一部となる15万ドル(約1800万円)が寄付される計画が当初よりあったことも明かされ、それら計画されていた予定も踏まえた上で今回ショーの決行に至ったという。寄付は、X JAPAN日本公演のストリングスアレンジ、そしてディナーショーのカルテットアレンジを手掛けるシェリー・バーグ氏が学部長を務める、全米1、2の規模を誇る音楽部を持つマイアミ大学フロスト音楽校へ、音楽の発展のため未来の音楽家たちへ向けて贈られる。


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