上半期最も売れた絵本は「えんとつ町のプペル」

2017/06/01 04:01 Written by Narinari.com編集部

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オリコンは6月1日、2017年上半期(集計期間:2016年11月21日〜2017年5月21日)の書籍の売上をまとめた「オリコン2017年上半期“本”ランキング」を発表した。児童書部門では、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が“にしのあきひろ”名義で発表した絵本「えんとつ町のプペル」(幻冬舎/2016年10月発売)が、期間内22.3万部で自著初となる同部門1位を獲得した。

2011年の上半期同部門発表開始以来、タレントが手がけた絵本作品による児童書部門1位獲得は初めて。

また同書はタレント本部門1位とあわせて2冠を達成したほか、BOOK(総合)部門でも15位にランクインしている。

にしのあきひろが脚本・監督を務め、33名のイラストレーター・クリエイターが制作に参加した本作は、完全分業制やクラウドファンディングなどのアプローチ、そして4年半の歳月をかけて制作された細密な世界観に注目が集まり、発売後には当週間“本”ランキングの児童書部門にて、通算12週にわたり1位を獲得していた。

また今年1月には「2000円の絵本は、子供が、子供の意思で手を出すことができない」という声を耳にした西野が本書を無料でインターネット上で公開したことも話題になっていた。

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