土屋太鳳、洋画アニメ声優に初挑戦

2017/05/30 07:10 Written by Narinari.com編集部

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女優の土屋太鳳(22歳)が、花の都パリを舞台に、バレリーナになることを夢見る少女の物語を描いた「フェリシーと夢のトウシューズ」で、初の洋画アニメ声優に挑戦することがわかった。

同作は大ヒット作「最強のふたり」の製作陣が初めて製作したアニメで、「カンフー・パンダ」「マダガスカル」などの名作アニメを世に出してきたアニメーター、パリ・オペラ座の芸術監督が集結した作品。

主人公の少女フェリシー役を演じることになった土屋は「一秒一秒を巻き戻し繰り返すことで少しずつフェリシーと心を近づけ、一体になることを目指しながら演じた」とコメントを寄せている。夢に向かってまっすぐなフェリシーの役柄に土屋が重なること、また、バレエを習っていた経験があるという共通点があることから、今回のキャスティングとなった。

そして、奇しくも、主人公のフェリシーと同じ年頃で芸能界入りを果たしている土屋は「フェリシーと重なる部分もありましたし、私自身が演技の仕事にスタートをきった年齢と近かったことは、本当に嬉しい偶然でした」とコメントしつつも、「フェリシーのほうがずっとお姉さんで、むしろ今の自分と重ね合わせる感じだったのですが、夢に向かっている人、夢が近づいているかもしれない人には、年齢や性別やジャンルに関わらず共感出来る物語ではないかと思います」と本作の魅力を語っている。

そのほか、運命的な出会いを果たしフェリシーにバレエを教えることとなる元バレリーナのオデット役に黒木瞳、オデットの雇主でフェリシーの夢に立ちはだかる、ライバル・カミーユの母親ル・オー夫人役に夏木マリが決定。豪華キャストが集結した。

映画「フェリシーと夢のトウシューズ」は8月12日、新宿ピカデリーほか全国ロードショー。


☆土屋太鳳コメント

Q.洋画アフレコに初挑戦、いかがでしたか?

A.洋画アフレコの日本語には、独特の空気感やリズム感があると思うのです。それは「日本とは違う文化や言語から生まれる動きや表情に対して、日本語をあてるという難しさ」に、たくさんの先輩方が試行錯誤してこられた中で育まれたリズムやテクニックだと思うので、はじめのうちは、その魅力と難しさに圧倒され、打ちのめされていました。
一秒一秒を巻き戻し繰り返すことで少しずつフェリシーと心を近づけ、一体になることを目指しながら演じたのですが、現場での演出や指示が本当に分かりやすく、私が抱えていた迷いや悩みを驚きや喜びに替えていただきながら挑戦することが出来ました。本当に感謝しています。


Q.フェリシーは11歳の女の子で、土屋さんも小学5年生の時に、オーディションに応募して芸能界入りをしていますが、自身と重なる部分はありましたか?

A.フェリシーと重なる部分はありました。私自身が演技の仕事にスタートをきった年齢と近かったことは、本当に嬉しい偶然でした。思春期ならではの気持ちの揺れはフェリシーのほうがずっとお姉さんで、むしろ今の自分と重ね合わせる感じだったのですが、夢に向かっている人、夢が近づいているかもしれない人には、年齢や性別やジャンルに関わらず共感出来る物語ではないかと思います。
アフレコをして気がついたのですが、フェリシーはじめ登場人物の容姿や表情、姿勢、動き方が時間の経過や様々な経験と共に変わってくるんです。細かい変化なのですが「あ、フェリシーたちは大人になろうとしているんだ!」ということが映像から強く伝わってくるので、声もその成長に合わせようと工夫をしました。フェリシーの成長を、声からも感じていただけたら嬉しいです。

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