リアル「きのこの山」爆誕? 都と明治がタッグ

2017/04/04 21:06 Written by Narinari.com編集部

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東京都の小池百合子都知事、明治の斉藤昇一取締役副社長らが4月4日、都庁第一本庁舎で行われた、都と明治の自然公園事業に関する協定締結式に出席した。

協定の概要は、東京都と「きのこの山」「たけのこの里」ブランドを有する明治が連携し、自然公園のPRおよびイベント開催などを通じて、東京都の自然公園を盛り上げていくというもの。

小池都知事は冒頭で「東京都には新宿のビルだけでなく、雲取山から小笠原まで約8万ヘクタールにわたって山があり里があり、とても自然豊かです。今回の提携で明治様からは各種イベントなどの支援をいただけるようになり、心強い」と挨拶。

「(きのこの)山、そして(たけのこの)里ということで、(明治は)イメージ戦略にも長けておられるので、これまでのご経験を自然公園事業の拡充にもぜひ活かさせていただきたい」と期待を述べ、「こうした連携事業が多くの都民の皆さまに喜んでいただければ素晴らしいですし、何よりも自然公園が楽しまれて、愛されて、そして美味しくいただけるような、“一石三鳥”でいきたいと思います」とし、都民が喜べる事業に発展させていく意向を示した。

現時点では今回の提携に関する具体的なプランや活動内容はまだ定まっていないとのこと。それでも、明治の萩原秀和菓子マーケティング部長は「8月11日の山の日を最大のイベントの日ととらえており、そこに何かを当てていきたい」と抱負を語った。

その上で「2017年に、(標高)2017メートルの雲取山を会場に何かイベントができれば面白いと思っています」とし、「(東京都の)許しを得られれば、この期間だけ雲取山を“きのこの山”という名前にさせていただければ」と冗談とも本気ともつかない言葉を口にし、会場を笑わせた。

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