大分県大分市は3月30日、猿の名優・菊千代（5歳・雄）が主演を務めた猿（エン）ターテイメントムービー「SARU TABI」を、YouTubeで公開した。

大分市には日本屈指の猿山“高崎山”があり多くの人に親しまれているが、このたび観光PRの一環として、そのサルを主役に映像を制作。主演は猿まわしで活躍し、映画「超高速！参勤交代」「超高速！参勤交代リターンズ」にも出演、映画主演の俳優・佐々木蔵之介から演技にお墨付きが出た、名俳優ザルの菊千代だ。

監督には、大分市出身で海外の映画祭受賞歴も多数ある衛藤昂氏、カメラマンはカナダ出身日本在住、映画撮影多数のSHEN LIN（シェン・リン）氏を起用。監督が「人間ではなく、猿を主役にした今回の作品では、CGでは難しい本物の猿の表情を上手く捉える事が出来たと思います。菊千代の見せる可愛らしい猿技は必見です」と語る通り、ストーリー性や映像美、猿の演技は必見だ。

ムービーは、「歴史」「自然」「食」「アートスポット」など全7ジャンルの観光スポットを網羅した5分間の動画で、これ一本見れば大分の観光スポットなどがわかる。7言語にも対応し、世界中の人たちが見てもわかる内容だ。

☆大分市観光PR映像
「SARU TABI（さるたび）」旅編
//www.youtube.com/watch?v=dqnjjECu6ZQ

「SARU TABI（さるたび）」恋編
//www.youtube.com/watch?v=BmGMfHHSdUI

「SARU TABI（さるたび）」メイキング
//www.youtube.com/watch?v=6nXnNfx3mM4


☆ストーリー

とある山に住む一匹の猿（菊千代くん）。日頃の猿社会に疲れ、癒しを求めて、大分市に旅へ出る。偶然か必然か、大分市は日本屈指の猿山である「高崎山」がある珍しい街。温泉や、美術館、グルメなどを満喫し、観光している途中、高崎山に住む世界を沸かせた猿「シャーロット」の存在を知り恋に落ちる。高崎山を目指してシャーロットに会いに行く決意をするが…その結末はいかに？