アデルが、オーストラリアの初日公演で、Tシャツに現金を付けて観客にプレゼントしたという。

2月28日にパースのスビアコ・オーバルで行われた公演で、アデルは「1杯おごる」と言って、20豪ドル札（約1700円）を観衆に向かってばらまいた。

そんな公演でアデルは「ステージに飛び交うゴキブリと紅茶に入ったハエ」に驚かされたことや、リハーサル中に上空を何機ものヘリコプターが飛び交っていたため集中するのが難しかったという初のオーストラリア公演における経験を明かした。

また、アデルの4歳の息子アンジェロ君の姿はステージになかったものの、公演中に最前列にいた7歳の少女にアデルが話しかける場面もあったようだ。

アデルは先月開かれたグラミー賞で5冠に輝いており、最優秀アルバム賞を2つに割って同じく候補に挙がっていたビヨンセに捧げたことも話題になっていた。その件についてアデルは「もちろん、受賞したことにはとても感謝しているわ」「でも私はビヨンセが大好きだし、もっと受賞に値するような気がしたから、ああするべきだと思ったの」と説明していた。