元ハム監督の大島康徳氏、がんステージ4告白

2017/02/07 15:16 Written by Narinari.com編集部

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現役時代は中日、日本ハムで活躍し、日本ハムの監督も務めたプロ野球解説者の大島康徳氏(66歳)が2月7日、公式ブログを更新し、大腸がんで闘病していることを告白した。

7日付けのエントリー「今まで通り、普段通り」では、まず、「実は大島、昨年10月下旬頃に病気が発覚しました。病名は大腸がん 肝臓に転移がありステージは4です」と告白。すでに大腸の手術は終え、現在は抗がん剤治療をしているところだという。

大島氏は「いきなり物凄く驚かせてしまいましたね。ごめんなさい」とした上で、「でもね、安心して下さい。病気が発覚した時も、今現在も、大島はとても元気です」と体調を伝えた。

病気を公表したのは「今後の人生を前向きに生きる為」。それは「仕事においてもプライベートにおいても周囲の方のご理解やご協力、ご支援を頂くことが必要不可欠だと考えたからです」とし、「前向きというよりもうつむかず、顔を上げて、自然体で生きる。という表現のほうが近いのかもしれません。病気にはなったけれども大島は何も変わっていません。そして、これからも変わらない。治療はするけれど仕事もする、遊びにも行く、好きな趣味もする、美味しいものも食べる。つまり、これまでと何も変わらない日々を
過ごしたいのです。いいえ、過ごすのです」と続けた。

そして最後は「だから、皆さんにお願いです。病名が病名だから仕方ないのですが…皆さんにも今まで通りに普通に接して欲しいのです。仕事においてもプライベートにおいても。特別な配慮や遠慮は無用です。大島家の合言葉 今まで通り、普段通り。もしもどこかで大島を見かけたら『大島さんこんにちは』って、『元気そうですね』ってにっこり笑って、そう声をかけて頂けたら嬉しいです」と呼びかけている。

大島氏は1968年のドラフト3位で中日に入団、長年1軍で活躍し、1987年オフにトレードで日本ハムへ移籍した。1983年には本塁打王のタイトル獲得。通算2,204安打で名球会入りも果たしている。日本ハムの監督は2000年から2002年までの3シーズン、3位、6位、5位と成績はふるわなかった。

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