良品計画は2月16日、ハンドドリップで淹れるような細やかさと丁寧な抽出を再現した「豆から挽けるコーヒーメーカー」を発売する。価格は3万2,000円(税込み)。


「豆から挽けるコーヒーメーカー」は、プロがハンドドリップで淹れる美味しいコーヒーの実現を目指し、豆を均一に挽けるコーヒーミル、抽出温度の管理、抽出方法など、大切な基本を忠実に再現した全自動コーヒーメーカー。


最大の特徴は、要となるコーヒーミルに、豆を一定のサイズに挽いて安定した味を引き出せるフラットカッターミル方式を採用したことにある。また、コーヒーは、酸味や苦味など味のバランスと香りを出すのに抽出温度87度前後が最適な温度とされるが、理想的な抽出温度を実現するため、湯温をセンサーで管理。「抽出温度87度」を実現した。


さらに抽出方法にもこだわり、ドリップ前にお湯を少し注ぐ“蒸らし”を行うことで豆の粒が少し膨らみ、豆に含まれるガス(二酸化炭素)を抜き、豆の成分をしっかり抽出することができる。そしてコーヒーの壁を壊さないよう繊細なハンドドリップを実現するため、抽出する量に応じてお湯を注ぐ範囲が変化する「斜めシャワー方式」を新開発して採用した。


また、長時間の過熱保温機能は、コーヒーの美味しさを劣化させてしまうため、保温機能は20分のみ。ただし、挽きたての豆を丁寧に抽出することで、冷えてもおいしいコーヒーが楽しめる。
