デヴィ夫人、アパホテルは「大変立派」

2017/01/20 21:03 Written by Narinari.com編集部

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タレントのデヴィ夫人が、1月19日に放送されたニュース番組「AbemaPrime」(AbemaTV)に出演。親交深いアパグループ代表の元谷外志雄氏と、中国から批判を受けているアパホテルについてコメントした。

現在、アパホテルの客室に、旧日本軍による「南京大虐殺」を否定した内容の書籍が置かれていると中国で批判が高まっており、中国の旅行会社がアパホテルの取扱いを控えるなど波紋が広がっている。この書籍は、アパグループの代表である元谷外志雄氏が“藤誠志”のペンネームで、月刊誌「AppleTown」に連載している社会時評エッセーをまとめたものだ。

中国で過熱する批判を受けて、アパホテル側は書籍の撤去などは行わない方針を明らかにしているが、デヴィ夫人はアパホテル側の姿勢について「大変立派で、撤回しないことも高く評価している」とし、「ホテルにはいろんな本が置かれ、飛行機にもいろんな新聞が置かれている。言論の自由があるので、アパホテルの代表が自分の書籍をホテルに置いたことは何の問題もない」「日本は黙ってばかりで外国に言われっぱなしで不甲斐ない。もっと主張するべきところを主張するべき」と、熱く持論を展開した。

一方、中国の最新政治事情に精通している、中国出身ジャーナリストの徐静波氏は、「言論の自由はあるが、人間としての良識、ラインがある。歴史の中で起きたことを否定することで、中国だけでなく(ホテルに宿泊する)世界の人はどう思うか、経営者として考え直すべきでは」と問題提起し、議論が白熱した。

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