タバコのポイ捨ては重大な事故を引き起こすことがあるが、中国ではこのたび、走行中のトラックの荷台に、どこからか飛来してきた吸い殻が着地。そこから火が出て、積まれていたヒヨコ約10,000羽が犠牲になったという。

中国メディア・雲南網訊などによると、事故が発生したのは1月7日午後のこと。雲南省の高速道路を走行中のトラックの荷台から突然煙が立ち上がり、しばらくすると運転席からも発火。ドライバーが車を緊急停止させたときには、荷台はほぼ丸焦げの状態だったそうだ。

ドライバーの話では「飛来してきたタバコの吸い殻が荷台に積まれていた棉にあたって発火した」そうだが、何よりも悲惨なのは荷台のヒヨコ。約1万羽がほとんど犠牲になった。高速道路を走行していたため、ドライバーが煙に気付いたあともすぐに停車することができず、そのうちに火が燃え広がってしまったようだ。