過激な発言で知られる女性ラッパーのアジーリア・バンクス(25歳)が、フェイスブックから追放されたと報じられている。
昨年、ゼイン・マリクに人種差別的コメントを浴びせたことでツイッターから追放措置を取られていたアジーリアが、今度はフェイスブック本部からも同様の措置を取られたとPapermag.comが伝えた。
しかし、アジーリア自らがフェイスブックのアカウントを削除したとの見方もあるようだ。
この真相についてはまだ明らかになっていないものの、先日アジーリアがブラジル国民のことを「第3世界の変人」呼ばわりしたとされる一件が背景にあると見られている。先週末に投稿されたアジーリアの最後のコメントでは、ソーシャルメディアユーザーから挑発的メッセージや人種差別的発言を止めるような批判を受けているとされていた。
そんなアジーリアは先日、インスタグラムの「ストーリー」で、魔術のためにニワトリを捧げたとする、血だらけのクローゼットの動画を公開していたことでも非難の的になっていたところだ。
これに対して歌手のシーアは、アジーリアに対して自身の行動をあらため、「素晴らしく、親切で、仕事熱心」な人物になるように呼びかけていた。しかしアジーリアはそのコメントを気に入らなかったようで、インスタグラムにシーアのツイートを投稿した後、「あんたの醜く糊みたいな白人女の冬の肌をした顔は、私が見た中で最も醜い顔だわ。だから自分の顔をいつも隠しているんでしょうね」「私の伝統的なアフリカの宗教をちょっとは尊重しなさいよ、偉そうな白人ビッチ」とコメントを付けていたが、現在はこの投稿は削除され、「謝るのはおしまい。言い訳はナシ」というメッセージに置き換えられている。