窪塚洋介とDragon Ash降谷が初タッグ

2016/12/19 14:50 Written by Narinari.com編集部

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俳優の窪塚洋介(37歳)と、Dragon Ashの降谷建志(37歳)が、映画「アリーキャット」で初タッグを組むことがわかった。

本作は、野良猫のように街の片隅でひっそり生きている男、そしてひょんなことからバディとなった男。そんな二人の男たちを中心に描かれる人間ドラマ。主人公の朝秀晃(通称:マル/窪塚)は元・ボクシングの東洋チャピンオンで、試合中の頭の怪我で引退に追い込まれ、今は頭の後遺症に悩みながらもひっそり警備会社のアルバイトをしている。唯一、心を通わせていた野良猫の失踪をきっかけに自動車の整備工場で働く、梅津郁巳(通称:リリィ/降谷)に出会う。個人的な理由によりシングルマザーの女にボディーガードのアルバイトを頼まれた秀晃。女をストーカーする男を殴ってしまい、一緒に行動することになった郁巳と共に、女を守るため東京へ向かうが……。

今回の共演について、窪塚は「俺にとって久々の主演映画。それが降谷建志くんと共演で作り上げることが出来て、本当に良かったなって思います。撮影に入るまで身構えていたと思うんですが、実際共演して、一緒に芝居したことで、役者じゃない男から役者として凄く刺激を貰いました。俺らは俳優で、ある意味嘘をつく仕事をしているけど、確実にマルとリリィが存在していたことに嘘がなかった。観客の皆さんにもそんな『ホント』が届いて、映画のマルとリリィは生きていくんだろうなって思います」とコメント。

一方、降谷は「クランクイン前に窪塚君とがっつり飲む機会があったので、お互いのグルーブを合わせつつ、撮影に入れました。2週間というとても短い撮影期間だったのですがとにかく濃い日々で、寝る間以外はずっとみんなと一緒だった。それが、窪塚君たちだったから気持ちが一つになれた気がします。スタッフもタイトなスケジュールの中、皆が愛情込めてこの映画を作っていて、すげー楽しかったです」と撮影を振り返った。

そして本作でメガホンを執る榊英雄監督は「小さなロードムービーです。街の片隅にひっそりと生きる野良猫と目が合ってから、この映画は始まりました。素敵な主演2人、窪塚洋介、降谷建志の眼差しに、何かを感じ取りながら、撮影しました。2人の感性のスパークが素晴らしい。2人の佇まいが素晴らしい。2人の声と、手が素晴らしい。とにかく素晴らしい。出会えてよかった。また街の片隅で彼らと出会いたい。そんな気持ちです。皆様にもお楽しみ頂けると幸いです」とコメントを寄せている。

映画「アリーキャット」は2017年7月、テアトル新宿ほか全国ロードショー。

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