善戦の鹿島に中国メディア&中国人が驚き

2016/12/19 09:41 Written by Narinari.com編集部

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FIFAクラブW杯で、開催国枠での出場ながら決勝まで進出し、強豪レアル・マドリードと熱戦を繰り広げた鹿島アントラーズ。同試合は世界中で放映され、鹿島アントラーズのプレーは世界を魅了したが、お隣の中国では、その善戦に賛辞を贈るメディアが続出。サッカーファンからも驚きとともに、鹿島アントラーズを讃える声が数多く届いている。

中国のスポーツメディア・新浪体育は試合後、「広州恒大は二度クラブW杯に出場しているが、バルセロナとバイエルンに圧倒されて終わった。鹿島はレアル相手に90分持ちこたえた。しかも自国選手中心で。いったい広州恒大はいつになったら自国選手だけで世界の強豪と対等に渡り合えるようになるのだろうか」と微博でコメント。また、「サッカーでは決してスター選手を集めれば勝利を掴めるわけじゃない」とし、「鹿島の戦いに学ぶべき」と訴えた。

2001年創刊のサッカー専門誌・足球週刊も「レアル優勝おめでとう。C・ロナウドがレアルで40回目のハットトリックを達成した」とレアル・マドリードの偉業を褒め称えつつ、「鹿島のプレーはすべてのサッカーファンの尊重を勝ち取った!」と鹿島への賞賛も記している。

多くの中国のネットユーザーも同意見のようで、試合中や試合後には「すごいな鹿島アントラーズ。まさかレアル相手に同点にするとは!」「ここまで来たら頼む優勝してくれよアントラーズ」「アジアの誇りを! 歴史を塗り替えろ!」などと応援や賞賛コメントが相次ぐことに。

また、2得点をあげ、反撃の狼煙を上げるきっかけとなったMF柴崎岳選手については「前にアジア杯で柴崎を見たときはそれほど驚かなかったけれど、さすがに今回は敬服せざるをえない」「バルサファンとしてはレアルに打撃を与えた柴崎選手にこそMVPをあげたい気分だ!」「中国代表には一体いつになったらこういう輝く選手が登場するのか(涙)」などと、これまた賞賛や羨望の声が数多く確認できた。

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