角松敏生が“ギタリスト”宣言

2016/12/14 10:48 Written by Narinari.com編集部

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シンガーソングライターの角松敏生が、12月9日と10日、毎年恒例としている東京・中野サンプラザのライブで、2017年の活動は「ギタリスト角松敏生!」と発表した。

1980〜1990年代にはインストゥルメンタル・アルバムをリリースするなど、ギタリストとしての評価も高い角松。2017年はかねてから要望の声も高かったインストに再挑戦する。

具体的には2017年春、約30年の時を超え、1987年に発売したインストゥルメンタル・アルバム「SEA IS A LADY」を同一アレンジで再録音してリリース。「SEA IS A LADY」は、当時ギター・プレイヤーとしての志向も強かった角松にとって、歌詞およびヴォーカルに頼らずにこれまで追求してきた音楽と同質の表現にチャレンジする意味をもったアルバムとして制作された。

ドライブ感に満ちたシャープでスリリングなこのインストゥルメンタル・アルバムは、当時“サマー・メディスン・サウンド=夏の清涼剤”というキャッチコピーで発売され、軽快でキャッチーなインストゥルメンタル・ミュージックの魅力を全面にアピールしており、角松ならではのクリエイティヴな表現のひとつとしても認知されていった。

角松インストの代表曲(「OSHI-TAO-SHITAI 」)やCMに起用された楽曲(「SEA LINE」)なども収録したこのアルバムは、当時インスト・アルバムながらチャート4位を記録するヒットとなっている。

2016年3月にリリースしたデビュー・アルバムのリメイク「SEA BREEZE 2016」同様、角松本人的には当時の力量不足によるギター・プレイに心残りがあり、現在のテクニックで再録、新たなる息吹を吹き込むアルバム制作を決意した。作品の詳細は今後追加で発表されていくとのことだ。

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