「ペンパイナッポーアッポーペン」と独特のリズムに乗せて歌う中毒性の高い動画をきっかけに、一躍時の人となった千葉県出身シンガーソングライター・ピコ太郎の初アルバム「PPAP」(エイベックス・トラックス/12月7日発売)が、発売初週に2.1万枚を売り上げ、今週発表の最新12月19日付けのオリコン週間アルバムランキング(集計期間:12月5日〜11日)の3位に初登場した。
お笑いタレントとしてのみならず、音楽ジャンルなど各方面でマルチな才能を発揮する古坂大魔王(43歳)がプロデュースした“謎多きシンガー”ピコ太郎(53歳)。満を持しての発売となった今作CDには、世界中を席巻した「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」や「カナブンブーンデモエビインビン」など20曲に加えて、カラオケ・バージョン5曲も収録される。
なお、お笑いタレントが歌唱、またはプロデュースした作品によるアルバムTOP3入りは、とんねるず(石橋貴明、木梨憲武)と同コンビの冠番組のスタッフたちで結成された音楽ユニット・野猿の「STAFF ROLL」(1999年3月発売)が、1999年3月22日付けで3位を獲得して以来、17年9か月ぶりの快挙となる。