ナタリー・ポートマン、父に女優反対されていた

2016/12/05 04:18 Written by Narinari.com編集部

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ナタリー・ポートマン(35歳)は、父から女優になることを反対されていたようだ。11歳の頃から映画界でのキャリアを目指していたというナタリーだが、その決断は両親に良く思われていなかったそうで、女優を始めてから数年たっても、もっと「満足感を得られる」と考える父親から法律学校に進んで「教授か医者か弁護士」になることを勧められていたという。

ヴァラエティ誌に掲載されたミシェル・ウィリアムズとの対話でナタリーは、次のように語っている。

「最近誰かが『11歳の時に大好きなことを考えてみて。喪失感を感じている大人は、その頃の気持ちを取り戻す努力をしろ』って言っていたわ。それが11歳とピンポイントで指しているところがおかしい。だってそれが始まりの歳だとされていて、それこそ私が始めた歳なんだもの。自分が本当に好きなことを本能的に感じとる年頃なんじゃないかと思う」
「なぜ私が女優になりたかったのかは分からないの。だって家族の中に演技をしていた人なんて誰もいなかった。私の家族は真面目な学業重視で、文学的なことや学業的なことしか受け入れられないような一族だったから。教授か医者か弁護士を求められたの。父は私が25歳の時に『そろそろ法律学校か大学院に行くじきじゃないか』って言ってきた。別に俳優業が悪いと言っているんではなかったんだけど、『知的生活のようなものを持ったほうが満足感が得られると思うぞ』って言ってたわ」
「だからそういう家族で育った私には『これこそ私がやりたいことで、愛情を持っていること。すごく楽しんでいること』って言い切るまでには時間がかかったわ」

ヘブライ語の伝記「ア・テイル・オブ・ラブ・アンド・ダークネス」の映画化作では、主演だけでなく脚本も執筆し、監督までも務めたナタリーは、そんな父の考え方が監督の道に進むきっかけになったと続けた。

「特に私が監督をやると決めた時、私はとにかく真剣だった。間違いなく何かほかのことにトライする気にさせてくれたわね。だって自分のやっていることから何かを学んでいると感じたときや、新たな世界に挑戦している時って、もっと満足感を得られると感じるの」

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