カニエ・ウェストの退院のめどは、まだつかないようだ。
先週、過労と睡眠不足が原因でロサンゼルスのUCLA医療センターに入院したカニエは、当初11月28日(月)に退院予定とされていたものの、十分に回復していないために、まだ病院に残ることになったという。
状況をよく知る人物が米ゴシップサイト・TMZに話したところによると、この入院により「セイント・パブロ・ツアー」の残りの日程をすべてキャンセルすることになったカニエは、自宅に帰ることになった際にも主治医が診察にあたることになるようだ。
カニエの妻キム・カーダシアンについては、先日、関係者の1人が「キムはよくやっています。カニエのあんな生活がいつまでも続けられるとは思っていませんでしたからね。入院中ずっとそばにいて、ごはんを食べさせてあげたり、一緒に横になったりしています」と話していた。
キム本人も先月、パリの滞在先で銃を突きつけられる強盗に遭うとトラウマになるような経験をしているにも関わらず、カニエの見舞いに頻繁に訪れ、支えとなっているのだという。別の関係者は「キムは信じられないくらい尽くす妻となっています。カニエは幸せ者ですよ」と話している。
その一方で、強盗事件の後に、キムが予定していたほどカニエのツアーに同行できなかったことが今回の原因になっているとの見方もある。また別の関係者は先日、「これまでのカニエは素早く回復していました。こういうことは長年あったんです。過去にカニエが苦しんでいるような時もありましたが、誰もそこまで心配していませんでした。またカニエがお決まりのことをやっているという風に捉えていたんです」「いつもすべては元通りになっていました。でも今回はかなり違うんです」「予定していたようにキムがツアーについて来られなかったことで、素早く回復ができなかったんです。キムが自分の療養でそばにいられないことが、カニエが今回はいつもと違う原因になっているようですね」と語っていた。