中国で先日、飼い主の言うことをきかない犬を、生きたまま火あぶりにする動画が確認され、ネットでは多くの怒りの声があがっている。
中国メディア・看看新聞などによると、物議を醸したのは湖北省武漢市で撮影されたものと思われる1本の動画だ。動画には生きた犬が台に縛り付けられ、火あぶりにされる様子が一部始終記録されていた。犬は苦しそうな鳴き声を絶え間なくあげるも、行為に及んだ男は次々と燃料を投下。火はますます強くなり、犬はそのまま黒焦げになって生き絶えてしまった。
当時、現場近くにいた人物によれば、この男は近くの団地の警備員で、虐待を受けた犬は男の飼い犬。男は「言うことをきかないから焼いて食べてしまおうと思った」と話したそうで、周囲の人が制止しても無視したという。
事後、男は「やりすぎた」と反省の言葉も漏らしているが、中国では動物虐待を対象とした法律が整備されておらず、こうした悲惨な事件が相次いでいる。