JTBパブリッシングは11月19日、創刊91年の歴史の中で初めてマンガを掲載した「JTB時刻表」12月号を発売する。

「JTB時刻表」では、初詣や初日の出に出かける人たちに向けて、毎年12月号と1月号では首都圏・関西圏の大みそかの終夜運転状況を紹介している。大みそかは“終電”にとって一年に一度の一大イベント。この“終電”の一大事を控え、今年の「JTB時刻表」12月号では、「大みそかの終夜運転のご案内」に続いて週刊「モーニング」（講談社）で連載中のマンガ「終電ちゃん」が特別出張し、16ページのオリジナルストーリーを掲載することが決定した。

さらに、大みそかを舞台にした「終電ちゃん」は、12月8日発売の週刊「モーニング」2・3合併号に掲載予定。11月17日発売の週刊「モーニング」ではカラーページで時刻表の告知も用意している。

「終電ちゃん」は藤本正二によるマンガ作品。各路線の終電を擬人化させたキャラクターが登場し、終電を舞台に繰り広げられる人間ドラマが描かれる。第67回ちばてつや賞一般部門入選。現在、週刊コミック誌「モーニング」とアプリ「Dモーニング」で月イチ連載している。

なお、「JTB時刻表」12月号は、創立110周年を記念して京阪電車をまるごと巻頭特集に掲載。表紙は「ハトマーク」でおなじみの8000系車両が登場する。「JTB時刻表」の表紙を京阪電車が飾るは初めてのことだ。