「なんでポッキー＆プリッツの日（11月11日）に、毎年ポッキーばかりが注目されるんだ！」――プリッツの怒りが頂点に達している。

そう、11月11日は、世間の認識では「ポッキーの日」。街はポッキー一色になり、SNSでも「ポッキー食べなきゃ！」「ポッキー大好き！」の大合唱だ。しかし、ポッキーよりも3歳年上のプリッツ（※1963年生まれの53歳）は、ずっと溜め込んできた不満がついに限界を迎えた。11月11日、特設サイト「プリッツの気持ち」を開設。“後輩”のポッキーに比べ不遇を受けている現状への不満や愚痴を赤裸々に投稿している。

プリッツの不満は、例えばこんなことだ。「ポッキー＆プリッツの日」のTwitter公式アカウント（@pockypretz11）のアイコンは、ポッキーのパッケージ画像が使用されており、あろうことかプリッツは映っていない。2013年にグリコが公式で行ったブランド名のツイート数で世界記録を目指すキャンペーンでは、「ポッキーとつぶやいて！」とアナウンスされ、街中の広告にもプリッツの影もなくポッキーのみだった。オフィシャルにしてこの扱い。まさに不遇。ポテンシャルは高いはずなのに、存在感が薄い。

そんなプリッツには、日々の愚痴を聞いてくれる友人がいるという。それは、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠“じゃないほう”の西村。プリッツのポッキー“じゃないほう”としての愚痴、そして不満を聞いた西村は「お前のことを好きでいてくれる人は日本中にたくさんいるのに、何がつらいの？プリッツ、超メジャーじゃん。11月11日なんて、たかが365分の1じゃん」と励ましてくれるそうだ。

さらなる愚痴や、西村との対談内容などは、特設サイト「プリッツの気持ち」（//cp.glico.jp/pretz1111/）につらつら、つらつらと綴られている。プリッツの“ホンネ”に触れて、今年ばかりはプリッツのことも思ってあげてみてはいかが？