夭折の天才棋士が愛した吉野家、映画とコラボ

2016/11/09 10:10 Written by Narinari.com編集部

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吉野家は11月12日から、29歳にして亡くなった実在の棋士・村山聖九段を描いた映画「聖の青春」とのコラボポスターを、全国の店舗に掲出する。

「聖の青春」は、100年に1人と言われる天才・羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称され、病と闘いながら将棋に全人生を懸け、全力で駆け抜けた“怪童”村山さんの一生を描いた感動作。

今回のコラボは、お好み焼きやシュークリームなど好きな食べ物にこだわりを持っていた村山さんが、中でも牛丼へのこだわりが非常に強く、「牛丼は吉野家」と周囲に語っていたというエピソードから実現したものだ。

本作中でも、吉野家ではない牛丼を買ってきた弟弟子に対し「牛丼は吉野家じゃないと意味がないんです」と一喝したり、吉野家の牛丼をおいしく食べている父に対し「じゃけん言うたじゃろ?」と得意げになる“吉野家愛”溢れる村山さんの姿を見ることができる。

俳優・松山ケンイチが主人公の村山さんを演じた本作は、聖の最大のライバル・羽生善治役に東出昌大、聖の弟弟子・江川貢役に染谷将太、聖を支えた師匠・森信雄役にリリー・フランキー、母・村山トミコ役に竹下景子、そして安田顕、柄本時生、鶴見辰吾、北見敏之、筒井道隆ら豪華キャスト陣が脇を固め、人間の知の限界に挑戦し続けた伝説の将棋指しの人生を、師匠、ライバルほか周囲から愛された記憶と共に、愛情豊かに紡いだ。

映画「聖の青春」は、11月19日(土)から丸の内ピカデリー・新宿ピカデリーほかにて全国公開。

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