パリ89人死亡の劇場再開、初日はスティング登壇

2016/11/08 13:58 Written by Narinari.com編集部

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パリ同時多発テロの標的の1つとなったパリのバタクラン劇場が11月12日、1年ぶりに営業を再開することになり、同日スティングがオープニングパフォーマンスを行うことがわかった。

昨年同劇場でイーグルス・オブ・デス・メタルが公演していた際、イスラム過激派が銃撃を行い、89人の死者が出たテロからちょうど1年が経つ11月13日の前日に、同劇場は再開することになる。

スティングの公式ウェブサイトには「バタクラン劇場の再開において、2つの大事なことがあります。1つ目は1年前のテロで命を失った人々を思い出し敬意を表すこと。2つ目はこの歴史ある劇場が象徴する生活と音楽を祝福することです。そうすることで、犠牲者の記憶と精神に敬意を払うことができればと願います。彼らのことを忘れてはなりません」とパフォーマンスに向けての思いが説明されている。

チケットは11月8日(火)から販売となり、全収益が犠牲者やその家族たちを支援する「ライフ・フォー・パリス」と「13onze15: Fraternite Verite」に寄付されるという。

11月16日、17日には、ザ・リバティーンズのフロントマン、ピート・ドハーティが同劇場でパフォーマンスを行うことになっているほか、他にもユッスー・ンドゥール、マリアンヌ・フェイスフル、ローラン・ガルニエ、ヤエル・ナイムらも今月公演を行う予定だ。

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