多くの乗客の命をあずかる公共交通機関では、運転手には細心の注意を払ってもらいたいものだが、中国では大胆な女性運転手が目撃され物議を醸している。と言うのもこの運転手、乗客の前でカップ麺を食べながら、堂々と運転していたからだ。

中国メディア・安徽商報などによると、この女性運転手が目撃されたのは10月20日、安徽省合肥市の25路線バス。一連の行為は乗客によって撮影されており、女性運転手は左手にカップ、右手に箸を持ち、ときおり右手をハンドルから離して麺をすするという“離れ業”を披露していた。

乗客からすればこうした危険な行為はぞっとするもの。それどころか、そもそも法律で禁止されている。そのため、動画がネットにアップロードされると、女性運転手はすぐに特定され、停職処分となったそうだ。

なお、バス会社の関係者によると、この女性運転手は勤務前に何も食べておらず、空腹のあまりカップ麺を食べてしまったそう。しかし、どのような理由があるにせよ、こうした危険行為は決して許されるものではないため、停職という重い処分が科されることになった。