ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュ(51歳)が、妻パーラ・フェラー(39歳)とは「そもそも結婚していない」と主張しているようだ。
2014年12月にパーラとの離婚を申請しているスラッシュは、2001年に2人が結婚した際に、パーラが1993年に籍を入れたカルロス・マルティンとも婚姻関係にあったことから、「重婚者」のパーラに自身の財産を共有する権利はないと考えているという。
米ゴシップサイト・TMZによると、スラッシュと13年間の結婚生活を送ったパーラは財産の半分を得ることになると言われている中で、スラッシュは裁判官にパーラとの婚姻関係はなかったことだと認めて欲しいようだ。
パーラはカルロスとはわずか1か月で離婚したとみられていたが、その手続きが正式に完了していなかったという。とはいえ、パーラは2009年に弁護士を雇い、カルロスとの離婚を成立させ、しかもその効力は1994年に遡る形にしたと主張している。
パーラは完全に独身だと思ってスラッシュと結婚したようだが、息子のキャッシュくん(10歳)が二重国籍を申請した際に、パーラとカルロスの離婚が成立していないことを知ったという。
そんなスラッシュの主張に反し、「想定婚」の法律によれば、書類上の問題がある中で、2人が結婚していると信じているのであれば、裁判所はその2人を結婚しているとみなし、財産を正当に分配することが可能であるとTMZは伝えている。
パーラとキャッシュのほかにも12歳の息子をもうけているスラッシュは、法的書類の中で「和解しがたい不和」を破局理由に挙げ、6月15日を破局の日として定め、息子達に対する共同の身体的および法的親権を求めているという。自身のマネージャーやビジネスを運営するパーラとの離婚は今回のほかにも2010年に申請されていたが、2か月後には申請が取り下げられていた。