風俗で絶頂→くも膜下出血、「くも漫。」が映画化

2016/11/01 13:46 Written by Narinari.com編集部

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風俗店で最高のサービスを受け、絶頂を迎えるその瞬間、くも膜下出血を発症した――そんな悲劇的な出来事を経験した実在の男を描いたノンフィクション漫画を実写映画化した「くも漫。」。その公開時期が、2017年1月下旬に決定した。また、あわせてメインキャスト情報も解禁となっている。

本作は第4回ATP(全日本テレビ番組製作者連盟)若手映画プロジェクト支援作品として、企画公募より選ばれた作品。原作者・中川学が「人生で一番人に知られたくない出来事」を赤裸々につづった原作は、WEB漫画サイト「トーチ」(リイド社)で2014年より連載が始まり、1日4万ビューを記録する人気漫画として絶賛された。

「笑いごとじゃないけど最高に面白い!」「生きる勇気をもらった!」と共感者が続出。風俗店でのくも膜下発症から奇跡の生還まで、そして風俗店で倒れたことをひたすら周囲に隠そうとする主人公の健気な姿……コメディなのか、感動作なのか。

主演を務めたのは、タイタン所属のピン芸人・脳みそ夫。ヒロインの風俗嬢ゆのあには、柳英里紗。主人公の妹はシンガーソングライターの沖ちづる。病院の担当医を板橋駿谷が演じる。また、主人公の母には立石涼子、父親役には平田満、病院での患者仲間に坂田聡と、ベテラン俳優陣が脇を固めた。

本作でメガホンをとったのは、テレビで情報番組やドキュメンタリー番組を多数手がけ、中川学のデビュー作「僕にはまだ友だちがいない」のドラマを企画・演出し、ATP全日本テレビ番組製作社連盟 新人賞(2013年)を受賞した小林稔昌。本作が長編映画初監督作となる。脚本は、テレビ番組に多数のレギュラーを持つ放送作家の安部裕之が手がけた。

映画「くも漫。」は2017年1月下旬、新宿バルト9ほかで公開。


☆「くも漫。」ストーリー

中川学、29歳。長年の二―ト生活を経て、父のコネで教育現場の職を得る。初めて人生の歯車が合い始めた高揚感と抑えきれない性欲から、札幌ススキノの風俗店へ繰り出した。そこで出会ったのはNo.1の風俗嬢ゆのあ。中川は最高のサービスを受け、絶頂を迎えるはずが…。まさにその瞬間、くも膜下出血を発症―。完治率わずか30%の病から生還し、風俗店で倒れたことを家族にひた隠しに隠し通す中川。――笑いたくても、笑えない。奈落の底から生還した男の“人生で最も恥ずかしい実録物語”

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