10月31日はハロウィン。魔女やお化けなどに仮装して楽しむパーティーが世界各地で催されたが、このたび台湾の幼稚園でジブリ映画「千と千尋の神隠し」に登場するカオナシの仮装をした女児が目撃され、「怖カワイイ」などと注目を集めている。

中国メディア・台海網などによると、カオナシ女児が目撃されたのは遡ること数日前、台湾のとある幼稚園のハロウィンパーティーでのこと。女児はもともと「千と千尋の神隠し」が大好きで、何の仮装をしていくかを母親と話し合ったさいに、自らカオナシを選んだそうで、当日は顔を真っ白に塗り、黒の衣装を身にまとい、カオナシになりきって参加したという。

しかし、ほかの園児たちはこのカオナシ仮装にドン引き。女児と遊ぼうとしないどころか、中には泣き出す園児も現れる始末で、女児は寂しそうな表情でひとりぽつんとしていたそうだ。

ところが、その後女児の写真や動画がネットに投稿されると、今度はうってかわって人気者に。台湾だけでなく、中国大陸のユーザーからも「怖いけど超カワイイ〜」「家に連れて帰りたい」などと賞賛の声が多く届けられ、話題をさらうことになった。

女児が今回の仮装に満足したかどうかなどは伝えられていないが、これだけ話題になれば良い思い出になったのは確かだろう。