宇多田ヒカルが今年のミュージックビデオ頂点に

2016/10/27 04:49 Written by Narinari.com編集部

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年間の優れたミュージックビデオを表彰する音楽アワード「MTV VMAJ 2016」の受賞者が集うスペシャルイベント「MTV VMAJ 2016 -THE PARTY!!-」が10月26日、東京・新木場のSTUDIO COASTで開催された。同イベントでは「最優秀ビデオ賞」を発表。今年のミュージックビデオの頂点には、宇多田ヒカルの「真夏の通り雨」が選ばれた。

「MTV VMAJ」は、年間の優れたミュージックビデオを表彰する音楽アワード。アーティストたちが世に送り出した数々のミュージックビデオの中から、視聴者の投票により最優秀作品を決定する“ファンが選ぶ音楽賞”だ。記念すべき15回目となる今年は、9月1日(木)〜9月30日(金)までの期間、VMAJ.JPで受け付け、250万通もの投票が集まった。

全ノミネート85作品の中からもっとも投票数の多かった作品に贈られる「最優秀ビデオ賞」に輝いたのは、今年8年ぶりにニューアルバムを発表するやいなや、4週連続1位という記録を打ち立て、不動のスターとしての存在感を見せつけた宇多田。2001年に日本制作第1弾となる「MTV Unplugged」に出演してから15年。変わらぬ歌声と、“人間活動”を経てさらに深みを増した歌詞が音楽ファンの心をつかみ、最多投票数を獲得した。会場には来られなかったものの、本人からの受賞の喜びのコメントが寄せられた。

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◎最優秀邦楽女性アーティストビデオ賞(BEST FEMALE VIDEO)について

「今時のJポップにあまり無いような、少し古風な日本語の歌を書きたいと思って産まれたのが『真夏の通り雨』です。MVを製作することになり、美しい日本の風景を映像に収めてきた柘植泰人さんに監督を依頼しました。完成された映像を観て、帰りたくても帰れない場所、逃れたくても心に深く刻まれたもの、私たち日本人の心の原風景に、涙してしまいました。皆さんの投票で決まるこの賞を頂けて本当に嬉しいです。ありがとうございました。宇多田ヒカル」


◎最優秀ビデオ賞(BEST VIDEO OF THE YEAR)について

「まさか『BEST VIDEO OF THE YEAR』まで頂けるとは思わず、「BEST FEMALE VIDEO」の受賞コメントで言いたいことを出し切ってしまいました。すみません、、、嬉しびっくりです。柘植監督、ありがとうございました!」

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会場でこのコメントが紹介されると、観客からはこの日一番の拍手と歓声が贈られた。

同イベントには、RIP SLYME、GENERATIONS from EXILE TRIBE、AK-69、三浦大知、高橋優、Nissy(西島隆弘)、藤原さくら、BOOM BOOM SATELLITES 中野雅之らのほか、音楽ジャンル以外からも「君の名は。」でヒロインの声を演じ注目を浴びた上白石萌音、リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得した山縣亮太、お笑いコンビ・マテンロウらが登場。さらにピコ太郎もサプライズ登場し、会場を沸かせていた。



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