小田急電鉄は10月20日、新型特急ロマンスカー「70000形」を、2018年3月の営業運転開始を目指して製造すると発表した。

このロマンスカーは、「箱根につづく時間を 優雅に走るロマンスカー」をコンセプトに、岡部憲明アーキテクチャーネットワークが、特急ロマンスカー・VSE（50000形）、MSE（60000形）に続き、EXEα（30000形リニューアル車）とともに、デザイン設計を担当。

ダイナミックな景色が堪能できる展望席を設置するほか、車両側面の窓には高さ1メートルの連続窓を採用することで、流れ行く沿線の四季折々の風景を存分に楽しめる。また、車両の左右の振動を抑制する装置を搭載するなど、居住性と乗り心地が向上。

そして増加する訪日外国人旅行者へは、スーツケースなどの大型荷物が収納できるスペースや、Wi-Fiによるインターネットへの接続環境の整備、さらにバリアフリーにも配慮した。