マイケル・ジャクソンが、すでに亡くなっている著名人の中で、過去1年間で最も収益を上げた人物となった。
2009年6月に50歳で他界したマイケルは、2015年10月から2016年10月の間に音楽のセールスより8億2500万ドル(約860億円)を稼ぎ出し、フォーブス誌が発表した“故人”長者番付で4年連続トップに立った。
この巨額の収益には、ビートルズのレア曲などのカタログを有する、ソニーATVミュージックパブリッシングの持ち株の半分を売却したことによる利益も含まれている。
今回のリストにはプリンスやデヴィッド・ボウイらも新たに登場しており、睡眠薬フェンタニルの過剰摂取により4月に57歳で他界したプリンスは2500万ドル(約26億円)で5位、密かな闘病生活の末にがんで他界したボウイは1050万ドル(約11億円)で11位となっている。
ほかにミュージシャンではエルヴィス・プレスリーが2700万ドル(約28億円)、ボブ・マーリーが2100万ドル(約22億円)、ビートルズのジョン・レノンが1200万ドル(約12億円)でトップ10入りを果たした。
☆フォーブス誌による故人長者番付トップ10
1位 マイケル・ジャクソン 8億2500万ドル(約860億円)
2位 チャールズ・M・シュルツ 4800万ドル(約50億円)
3位 アーノルド・パーマー 4000万ドル(約42億円)
4位 エルヴィス・プレスリー 2700万ドル(約28億円)
5位 プリンス 2500万ドル(約26億円)
6位 ボブ・マーリー 2100万ドル(約22億円)
7位 セオドア・ガイゼル“ドクター・スース”2000万ドル(約21億円)
8位 ジョン・レノン 1200万ドル(約12億円)
9位 アルベルト・アインシュタイン 1150万ドル(約12億円)
10位 ベティ・ペイジ 1100万ドル(約11億円)