米フロリダで暮らす68歳男性と24歳女性の年の離れたカップルは、結婚の3か月後、大きな衝撃を受けることになる。2人は生物学的に“祖父と孫”の関係だったのだ。

地元メディアの報道によると、68歳の男性は若い頃に結婚をしたもののすぐに離婚。二度目の結婚は2009年に破綻し、その後独身だったが、宝くじに当たって億万長者になるという幸運に恵まれた。

裕福になった男性は、さっそく出会い系サイトで新しい妻となる女性を探し始める。そして、そのとき目に止まった女性に、不思議な既視感を抱いたという。

「とても不思議な、どこか親近感を抱いて彼女と連絡を取り合いました」

そう語る男性。その後レストランで初めて出会ったときから、2人はすぐに意気投合した。

2015年の大晦日に2人は結婚。だが、その3カ月後、男性の家族写真を眺めているときに女性は「圧倒的な絶望」に打ちのめされた。写真に載っていた男の子は自分の父親であり、目の前にいる夫は祖父であることに気が付いてしまったのだ。

だが、この衝撃的な事実を乗り越え、2人は離婚をする気がないという。

「私は2度結婚を失敗したが、3度目は失敗させないと決意したんだ」と語る男性と「全てのカップルが独特で普通でないとも言えるはず。私たちの夫婦の絆を諦めさせるようなものはありません」と語る女性。

意外な話の、意外な展開にネットでも多くの意見が交わされており、「いやいや、近親相姦は犯罪でしょう」「おぞましい」「現実的にもう一線は越えているのだろうから、あとはもう2人の意思なのでは。成人してもいることだし」「お金があればなんでもできるという世の中」「これはじいさんの方が考えを改めるべきだろう」「今年聞いた中で一番変な話だ」といった感想が書き込まれている。