集合住宅では、ほかの住民に迷惑をかけないよう配慮するのは当たり前のことだが、中国ではそうした意識はまだまだ希薄。このたび、中国の団地の共用部分で見つかったのは、吊り下げられた1体のダッチワイフ。これには子どもがいる住民らが怒り心頭だという。

中国メディア・瀋陽晩報などによると、この一件は瀋陽市蘇家屯区にある大規模集合住宅でのこと。9月22日朝、ある住民が共用部分に植えられている木に“人間”が吊下げられているのを発見した。

恐る恐る近づいてみると、それは人間ではなく一体のダッチワイフだったわけだが、この度が過ぎた行為に住民は怒り爆発。それもそのはず、遠目に見るとそれはまるで人間が首吊り自殺をしているかのように見え、通報もしかけたそう。ほかの住民も子どもから「あの人形は何？」などと質問攻めされ答えに窮するなど、「子どもに悪い影響を与える！」とやはり受け入れがたい様子だったという。

ちなみにこのダッチワイフ、実際は所有者の住民が水洗いして、単に外干ししていただけだったそうだ。