薬師丸ひろ子のサプライズ歌唱にファン感涙

2016/09/26 07:29 Written by Narinari.com編集部

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女優で歌手の薬師丸ひろ子(52歳)が9月25日、3000人の大観衆を前に初の野外コンサートとなる「世界遺産劇場/春日大社 第六十次式年造替奉祝 薬師丸ひろ子コンサート」(奈良県・春日大社飛火野特設舞台)を実施した。薬師丸のコンサートは2015年10月15日実施の「薬師丸ひろ子 コンサート2015」(@東京・オーチャードホール)以来、約1年ぶり。

「京都・奈良の神社仏閣は子供の頃から憧れていたので、こういう機会を戴いて嬉しいです。広い春日大社いっぱいに届くよう歌いたい」とコンサート前に抱負を語っていた薬師丸。

この日のコンサートは名曲「時代」で始まり、待ち望んだ大勢のファンから大歓声が上がる中、続いて歌手デビュー曲「セーラー服と機関銃」(1981年11月21日発売)、映画主題歌「メイン・テーマ」、「元気を出して」と、スタートから往年の大ヒット曲が並んだ。

「今日は、世界遺産春日大社コンサートにお越し下さいまして、どうもありがとうございます。リハーサルの時に鹿が2匹、『何してるんだろう?』と見ていてくれました(笑)。私は女優として演じる時も、風や光を感じるのが好きなのですが、今日は初めての野外で皆さんと一緒に感じられて幸せです」
                                       
中盤では、歌手デビュー35周年を記念して、洋画から邦画音楽まで自らがセレクトした映画音楽カバーセレクション「Cinema Songs」(11月23日発売/ビクターエンタテインメント)から、スクリーンデビュー作となった映画「野性の証明」(1978年/主演:高倉健)主題歌「戦士の休息」(9月25日先行配信)を初披露。

「11月に発売となります『Cinema Songs』は、今まで見てきた映画の、大好きで美しいメロディーを歌いたいと思って作りました。13才で女優デビューして数十年たち(笑)、最初に高倉建さんとご一緒した『野性の証明』の主題歌『戦士の休息』は、当時も何度も何度も聴いて、新しいアルバムの中で歌わせて頂く事になりました」

「戦士の休息」が始まると、突然のサプライズに、薬師丸と同世代の多くのファンは感動の涙を流しながら聴き入っていた。

この日は夕暮れから陽が沈みきった夜までの約2時間、主演主題歌の大ヒット曲「Woman“Wの悲劇”より」など全19曲を歌唱。アンコール最後にはニュー・アルバム「Cinema Songs」から「ムーン・リバー」を初披露し大観衆を酔わせた。

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