隣席に太った人、フライト9時間「不快」と提訴

2016/09/23 18:15 Written by Narinari.com編集部

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長い時間、交通機関を利用する際に、隣の席はどうしても気になるもの。あるイタリアの弁護士は9時間のフライトを太った人の隣で過ごすことになり、「不快だ」として訴えた事例が話題を呼んでいる。

伊パノヴァのジョルジオ・デストロ弁護士は、ドバイからイタリアまでの9時間を飛行機で向かうことになったが、いざ乗り込んで隣の席を見ると、縦にも横にも大きい巨漢の男性が座っていた。

隣の男性の座席から溢れ出る腕や腰や膝、そして独特の湿気に不快感を覚えたという弁護士。自分は航空会社のゴールド会員であると客室乗務員に伝え、席を変えてもらうように頼むも満席で不可能であると断られてしまう。

散々な思いをして帰国するも、どうにも我慢ならなかったのか、航空会社を相手取りチケット代の約22.4万円と損害賠償として約8.5万円、合わせておよそ30万9000円ほどの支払いを要求した。

現在、航空会社はデストロ弁護士に対して謝罪や補償を拒否しており、10月下旬に裁判の公聴会が開かれると地元紙などは伝えている。

ネットでは「いや、弁護士さんよ、航空会社はあんたをちゃんと運んだんだろう? 何を訴えてるんだ」「最初からファーストクラスを取ればいい話」「正直デブと9時間横並びは拷問」「デブは2人分の料金を払うべきだよな」「美女の隣の時に割増料金を払うというなら筋は通ってる」「法の精神は特別扱いを助長するものではない」「デブと強欲弁護士、どちらもこの世の害悪だ」と様々な意見が寄せられており、大きな話題となっているようだ。


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