歌手の鈴木雅之が9月22日、60歳の誕生日――還暦を迎え、東京・渋谷のオーチャードホールで記念コンサートを開催した。
超満員の会場でファンの熱気に包まれる中、鈴木がステージに登場。記念アルバム「dolce」に収録された松任谷由実作詞・作曲の「Melancholia」からコンサートはスタートした。続いて最新シングル「泣きたいよ」(作詞・作曲 玉置浩二)を披露し、その後ソロ・デビューシングル「ガラス越しに消えた夏」を熱唱。
そして4曲目の「最後の恋にさよなら」で、レコーディングにも参加したJUJUがシークレットゲストとして登場。ステージに彩りを添えた。
さらに10曲目の「私の願い」では、小田和正がまさかの登場。小田のピアノとコーラスによる奇跡のコラボレーションが実現した。ちなみに小田にとって、ソロ活動後初となるプロデュース作品が鈴木の「別れの街」だ。
そして、ステージの後半にはKREVAがサプライズ出演。自身が作詞・作曲、編曲、ラップでレコーディングに参加した「Climax」を鈴木と共に熱演した。
「dolce」収録曲に加え、この日は自身の代表曲、そしてシャネルズ〜RATS&STAR時代のヒットナンバーまで全24曲を熱唱。還暦記念公演を大成功させた。