歌手の酒井法子(45歳)が9月22日、デビュー30周年記念のコンサートを東京・ディファ有明で実施。前日発売のベストアルバム「The Best Exhibition 酒井法子30thアニバーサリーベストアルバム」に収録された代表曲30曲をメドレーも交えてすべて披露した。
ベストアルバム収録曲は、デビュー曲「男のコになりたい」から「夢冒険」「碧いうさぎ」まで、酒井法子の公式ファンサイト(//norikosakai.official-fan.com)で募ったリクエストアンケート方式によって選ばれた30曲だけに、この日のコンサートに集まった満員のファン1300人は大満足の様子。
「みなさん、(かみしめるような長い間があって)こんばんは! いよいよ始まりました。今日という日が来てしまいました! 30周年、アニバーサリー記念コンサートにお越し頂き誠にありがとうございます! 緊張しますね。16年ぶり、一夜限り、今宵限りのコンサートだ〜!」
との冒頭MCに、会場からも大きな歓声があがった。
“Differ=これまでとは違う”という会場名にならって、「今までとは違った新たなステージを切り開きたいなと思って、今日は一生懸命やりたいと思っています」との宣言通り、最新ベスト盤に収録された30曲をすべて披露するというファンへの感謝を込めた企画内容を伝え、「今日はお祭りなので、みなさん踊らされちゃって下さい! 取るか取られるかなら、取って帰って下さい! よろぴくぴく〜!」と、のりピー語をまじえて大いに会場を盛り上げた。
終演後の取材では、16年ぶりのコンサートが出来たことへの感謝や根強い人気を誇るアジア・中国圏のファンに向けた感謝の言葉を述べ、愛息からは本番直前に激励のメールをもらったことも披露。
昔同様の短いスカートを履きこなす秘訣を訊ねられると、「足だけでなく喉も含めて、筋肉は鍛えることで成長するんです」と、日頃のトレーニングぶりも明かし、4年目となる年末のディナーショーを含めた今後の活動については、「ひとつひとつ頂いたお仕事を大切にしていきたい」と抱負を述べた。
最後に「来て下さった方も来られなかった方も、これからも暖かく見守って頂けたらと思います」とコメント。「のりピー、マンモスうれピーでした!」と、サービスいっぱいのコメントで会見を締めくくった。