中国で先日、道に迷った高齢者が孫をベビーカーに乗せたまま高速道路に侵入してしまい、ちょっとした騒ぎになった。
この一件は9月4日16時ごろ、広東省深セン市の南光高速をパトロールしていた交通警察が、路側帯でベビーカーを押している中高年女性を発見。車を緊急停止させ、救助に向かった。
警察が事情をたずねたところ、女性はどうやら散歩の途中で迷い、気づかぬうちに高速道路に侵入してしまったとのこと。帰り路もわからなくなり、不安になっていたそうで、女性と孫はベビーカーとともにパトカーに乗せられ、無事家路につくことになった。
警察によると、経済都市の深セン市には出稼ぎ労働者が多く、故郷から中高年の両親が会いに来ることは珍しくないそうで、路に迷うトラブルも多発しているそうだ。今回の女性の場合、もしかしたら暮らす田舎には高速道路がなく、一般道と勘違いしてしまったのかもしれない。