B'zが映画「疾風ロンド」主題歌書き下ろし

2016/09/13 08:00 Written by Narinari.com編集部

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東野圭吾のミリオンセラー小説を阿部寛主演で実写映画化した「疾風ロンド」の主題歌に、B'zの書き下ろし新曲「フキアレナサイ」が決定した(//www.youtube.com/watch?v=iqWsI_Ldjuk)。

今回、B'zを起用したのは、本作でメガホンを執る吉田照幸監督がB'zのファンというのが大きな理由。過去に「サラリーマンNEO」(NHK)内にてB'zの「ultra soul」を使用したコントを製作したこともある吉田監督が、本作の主題歌を決める際に「ロックでギターリフがカッコいい曲を書く、日本で一番心に残るメロディを歌う人」との希望を出し、B'zにオファーをしたところ快諾を得た。

B'zが実写映画の主題歌を手掛けるのは、2007年リリースのシングル「永遠の翼」(映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』)、2009年リリースの「PRAY」(アルバム『MAGIC』収録・映画『TAJOMARU』)以来となる。

B'zの松本孝弘、稲葉浩志は「『疾風ロンド』の原作を読んで、派手で時折滑稽な場面もある活劇のなかに、登場人物が自分の進むべき道を信じ葛藤する気持ちが細やかに描かれているのが非常に印象に残りました。そんな心理状態と、激しく舞う雪を重ね合わせて、この“フキアレナサイ”を創りました。迫力ある映像、ストーリーとともにお楽しみ下さい」とコメント。

また、阿部は「主題歌をB'zさんに書き下ろしていただけると聞き、ワクワクしました。サスペンス、アクション、コメディと様々な要素が疾風のごとく駆け抜ける本編の締めくくりは、この楽曲を置いて他に無いでしょう。鑑賞後の爽快感そのままに劇場をあとにできること請合います」、吉田監督は「僕もこの映画で、サスペンスとコメディの両立に挑みました。その二つの要素を重ねることで個性がでるし、親しみやすさを両立できると信じて作品作りに挑みました。分野は違えど、僕が目指すアーティストの方に素晴らしい曲を書き下ろしてもらい大変光栄です。ただひとつ心配なことが。あまりに印象深い曲なので、劇場を出るお客さんが映画忘れてしまわないかなーと」と喜びを語っている。

映画「疾風ロンド」は11月26日(土)、全国ロードショー。


☆「疾風ロンド」ストーリー

大学の研究所施設から、違法生物兵器「K-55」が盗まれた。研究所所長の下に届く犯人からの脅迫メール。「身代金の3億円を用意しろ」警察には頼めない……、しかも残された時間は4日間……。

そんな窮地に白羽の矢がたったのは、何故だか、しがない主任研究員・栗林和幸。秘密裏に生物兵器を捜す命を受けるも、全く手掛かりがない……。そんな中、一本の電話が。“犯人死亡!!”まさかの事態に呆然とする一方で栗林に迫りくる、大惨事へのタイムリミット。生物兵器の行方も完全に不明になったと、途方に暮れていたその時、犯人の遺品から僅かな手がかりを掴むのだった。

そこから浮かび上がったヒントは“日本最大級のスキー場”……。スキー初心者、何だかちょっと頼りない中年男が今、日本の未来を担う!?

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