コーエン兄弟監督作品の常連俳優が死去

2016/09/06 04:08 Written by Narinari.com編集部

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映画「ビッグ・リボウスキ」などに出演していた俳優のジョン・ポリトが、65歳で帰らぬ人となった。がんを患っていたジョンだったが、9月1日、カリフォルニア州デュアルテにあるシティー・オブ・ホープ病院で亡くなったという。

2010年に多発性骨髄腫と診断されていたジョンは、俳優人生の中で「ミラーズ・クロッシング」「バートン・フィンク」「ビッグ・リボウスキ』などコーエン兄弟監督作品5作を含む220もの作品に出演してきた。

ジョンの訃報を受けてジェシー・タイラー・ファーガソン、「ミラーズ・クロッシング」の共演者であるマーシャ・ゲイ・ハーデン、セス・マイヤーズ、エリック・ストーンストリートなど多くの著名人たちが追悼のメッセージを寄せている。

1986年にジョンが出演していたニューヨークの舞台「セールスマンの死」を見たコーエン兄弟がジョンに1990年作「ミラーズ・クロッシング」の出演依頼したことが、長年にわたり兄弟の作品に出演するきっかけとなった。

ジョンはこのほかにも1994年作「クロウ/飛翔伝説」「L.A. ギャング ストーリー」「ロケッティア」、2001年作「バーバー」ではビリー・ボブ・ソーントンやスカーレット・ヨハンソンと共演している。

最後の映画作品となったのはエンリコ・バンドゥッチ役で出演した2014年作「ビッグ・アイズ」となっており、「モダン・ファミリー」にアール・チャンバーズ役、「MAJOR CRIMES 〜重大犯罪課」「コメディ・バン!バン!」などテレビ番組にも出演していた。

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