スパイス・ガールズ再結成に参加しない理由

2016/09/04 05:58 Written by Narinari.com編集部

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メラニー・Cが雑誌への寄稿という形で、今後スパイス・ガールズ再結成に参加しない意向を明らかにした。

メラニー・B、エマ・バントン、ジェリ・ハリウェルらメンバーがデビューシングル「ワナビー」発売20周年を記念して、新曲とコンサートを計画する一方で、メラニー・Cとヴィクトリア・ベッカムは不参加の意志をすでに明らかにしており、今回メラニー・Cは2012年のロンドンオリンピックでのパフォーマンスでスパイス・ガールズとしてのパフォーマンスが最後であるべきだという考えを示した。

ラブ誌に投稿されたエッセイの中でメラニー・Cは次のように語っている。

「ご存じの通り、今年に入って仲間のみんなと直接何度かにわたって話し合いをした結果、エマ、ジェリ、メラニーとの再結成に参加しないという難しい決断に達しました。ヴィクトリアはファッションブランドの仕事と、かなりの大家族との両立ですでに多忙であるというもっともな理由から、すでに参加しないことを決めていました」
「私にとって一番辛かったのは、メンバーとファンのみんなをガッカリさせること。残念ながら私は何かしっくりこなかったから、その直感を信じなければいけませんでした」
「世界中の大きなアリーナのステージに立ち、私たちの素晴らしいポップソングを歌って、私たちの過去の栄光を取り戻したい。もちろん大きな利益を得る機会でもあります。でも私たちは5人組です。私たちはオリンピックで最高潮に達しませんでしたか? 『最高の気分で去るのが一番』と、よく言うではありませんか」
「私にとってスパイスとしての絶頂とは、2012年のロンドンオリンピックで世界中の何億人もの人々が見つめる中、タクシーの上に立って『スパイス・アップ・ユア・ライフ』を歌うことでした。全員揃わずにやることはなんでも、グループやファンを正当に扱っているものとは感じられないのです」

そしてメラニー・Cは、スパイス・ガールズの再結成を求めるのではなく、すでに達成した偉業でみんなの心に残っていて欲しいという願いを続けた。

「あのグループへの熱狂はなくなる気配を見せていません。とてもありがたいことであると同時に、苦しいことでもあります。私は毎日『あなた達はまた再結成するの?』『いつ?』『どんなかたちで?』『その理由は?』とばかり聞かれます」
「私たちが2007年に再結成した時、その質問が一瞬止まりました。私たちは再結成したし、ファンも私たちも幸せでした。でもそのツアーが終わった瞬間からまた同じことの繰り返しになったのです」
「私は死ぬまでスパイス・ガールズの一員。でも私たちが『ワナビー』20周年を祝って再結成するかどうかの期待は、特に付き合うのが疲れるものです。勘違いしないでください、私はそれも理解できるから。でもバンドは再結成するものだっていうのが新しいルールなのでしょうか? なぜ90年代に私たちが成し遂げた素晴らしい偉業だけで覚えておいてくれないのでしょうか?」

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