炎天下、車の暖房で気失いかける

2016/09/03 09:47 Written by Narinari.com編集部

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中国ではときおり車の運転手の信じられない行動が報じられるが、先日報じられたのも、まさにそのような出来事。ある女性運転手は、高速運転中に誤って暖房を入れ、操作がわからずオフにできず、炎天下の車内で気を失いかけたという。

中国メディア・揚子晩報によると、8月14日午後、楊州交通警察のもとに1本の緊急連絡が入った。電話の主は女性で、内容は「もうダメ! 早く助けに来て!」「病気を発症したようです!」という切羽詰まったもの。交通警察は現場に急行したそうだ。

交通警察が現場である啓揚高速道路の料金所近くにたどり着いたとき、女性の顔色は悪く、見るからに危険な状況。女性の車もかなり熱気を帯びていたことから、ひとまず女性を冷房の効いたパトカーに乗せ、水を飲ませて様子を見ることにした。

そして明らかになったのは、警察も驚く事実。具合が悪かったのは単なる暑気あたりで、その原因はカーエアコンの暖房をオンにしてしまったこと。女性はカーエアコンの操作がわからず、冷房をつけようとしたところ、誤って暖房をつけてしまい、そのままの状態で車を走らせるしかなかったそうだ。当時、外の気温も高く、車内の温度はますます上昇していき、結果として警察に緊急連絡を入れなければならないほどの状態にまで追い込まれてしまった、というわけだ。

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