ジェニファー・ローレンス(26歳)が、2年連続で「世界で最も稼いだ女優」に輝いた。
フォーブス誌が毎年発表するこのランキングで1位に輝いたジェニファーは、2015年6月から2016年6月の間に4600万ドル(約46億円)を稼ぎ出したという。昨年度の5200万ドル(約52億円)の収入からは11.5%減となっているが、それでも2年連続でトップの座を守り抜いた。
「ハンガーゲーム」シリーズ最新作による収入や新作「パッセンジャーズ」の前払い分の出演料がこの高額収入に大きく貢献したとみられるジェニファーは、2位のメリッサ・マッカーシーに1300万ドル(約13億円)の差をつけている。しかしメリッサは現在日本で公開中の「ゴーストバスターズ」から得た収入が大きく、去年よりも1000万ドル(約10億円)多い3300万ドル(約33億円)を稼いだ。
「ジャングル・ブック」「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」などに出演したスカーレット・ヨハンソンンが2500万ドル(約25億円)で3位につけ、ジェニファー・アニストンが2100万ドル(約21億円)で4位、中国人女優ファン・ビンビンが1700万ドル(約17億円)で5位に続いた。
ただ、こうして高額な収入を得ている女優たちだが、それでも男女間に出演料の格差は残っているのが現実だ。また、高額所得を得る女優たちの90%は映画の出演料のほかに広告などから収入を得ているという。
4位に入ったジェニファーはエミレーツ航空やスマートウォーター、アヴィーノのからの広告収入が大部分を占めており、2位のメリッサも自身が手掛けるファッションラインから多額の収入を得ている。
2000万ドル(約20億円)以上の収入を得た女優は昨年度の3人に比べ4人とアップしたものの、それでも2000万ドル以上の収入が18人もいる男優とは大きな差が出る結果となった。
☆2016年度世界で最も稼いだ女優ランキング(フォーブス調べ)
1位 ジェニファー・ローレンス 4600万ドル(約46億円)
2位 メリッサ・マッカーシー 3300万ドル(約33億円)
3位 スカーレット・ヨハンソン 2500万ドル(約25億円)
4位 ジェニファー・アニストン 2100万ドル(約21億円)
5位 ファン・ビンビン 1700万ドル(約17億円)
6位 シャーリーズ・セロン 1650万ドル(約16億5000万円)
7位 エイミー・アダムス 1350万ドル(約13億5000万円)
8位 ジュリア・ロバーツ 1200万ドル(約12億円)
9位 ミラ・クニス 1100万ドル(約11億円)
10位 ディーピカー・パードゥコーン 1000万ドル(約10億円)