TUBEが26年連続横浜スタジアム野外ライブ

2016/08/21 08:43 Written by Narinari.com編集部

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TUBEが8月20日、恒例の夏の野外スタジアムライブ「TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2016 -RIDE ON SUMMER-」を横浜スタジアムで開催した。

TUBEとして記念すべき最初の横浜スタジアムでのライブは1988年8月17日。以降、神奈川県出身のTUBEにとって、地元である横浜スタジアムでの野外ライブは毎年恒例となっており、今年で通算28回目になる。

さらに今年で26年連続での開催となっており、自身が持つ横浜スタジアムでのアーティストの単独ライブの最多・連続開催記録を今年も更新した(※1990年のみ千葉マリンスタジアムで開催)。

チケットSOLD OUTのプレミアライブとあって、この日は超満員3万人のファンの熱気でムンムン。メインステージにメンバーが登場し、「ようこそ、28年目の横スタへ!」という前田のMCに歓声が上がる中、ロックナンバーを10曲ノンストップで繋ぐ約25分のメドレーでライブはスタートした。

今回のツアーは長年支えてくれているファンにも、初めてライブに来た人にも楽しんでもらえる選曲になっており、3rdシングル「シーズン・イン・ザ・サン」など、誰もが知るTUBEの夏のヒット曲はもちろん、長年ライブで演奏していないファンが唸るような懐かしい曲の数々も披露した。

本編ラストのMCでは、前田が声帯の手術をし、無事に回復したことを改めてファンに報告。「今日は久しぶりに歌えることの喜びを噛みしめながら、楽しいステージが出来ました。本当にありがとう」と本編最後を締めくくり、昨年末、冬のシングルとして発表した「灯台」を言葉を紡ぐように熱唱すると、大サビでは野外ライブ恒例の噴水が上がった。

“様々な困難や苦悩・挫折がありながらも、それを乗り越えながら、今日まで30年歩んでこれたのは、ファンのみんながいつも自分たちの行く先を、照らし続けていてくれていたから”というファンへ対する感謝の気持ちと、“これから先もファンと共に歩んでいこう”という想いが綴られたバラードに、会場は感動に包まれた。

アンコール曲「SKY HIGH」では、TUBEならではの炎や打ち上げ花火などの特効ショーのダイナミックなパフォーマンス。そして、アンコールラスト「あー夏休み」の圧巻のステージで最後まで観客を魅了した。

ダブルアンコール、最後のMCではメンバーがオリンピックカラーのTUBEロゴが入ったTシャツを着て登場し、「頑張れ!ニッポン」と海の向こうのオリンピック選手たちにエールを送り、「思い起こせば、パイプラインという名前で今はなき横浜シェルガーデンというアマチュアのステージに立ったのが最初でした。今はその何倍も沢山の人に聴いてもらえるバンドになりました」と改めてファンにお礼の気持ちを伝え、海と大切な横浜の街への想いを語り、「海のバラード」でライブは締めくくられた。

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